まずは皆さんに質問です。「あなたの会社のビジョンをすぐに言ってみてください。」
どうでしょうか?思わず、「ええっ…となんだっけ?」とネットで自社のホームページのチェックをしたりしていませんか?
こんな風に、意外に自社のビジョンをしっかりと覚えている社員は少ないのです。そして、経営陣たちはそんな状況をみて「うちはビジョンが浸透しない…」と嘆いている…そんなお話をよく聞きます。
でも、嘆く前に少し考えてみて下さい。社員がビジョンを覚え、すぐに答えられることが出来たら、会社にとってどんなメリットがあるのでしょうか?「覚えておいておくくらいは…」というのは分かりますが、本来の目的はそこではないはずです。
本来、経営者の皆さんが「ビジョン」を掲げた目的は…
という状態を作るためです。
ですが、この状態を作るためには、ビジョンの発表を行うだけでは全く効果がないのです。なぜなら社員の中には、ビジョンが経営上にどのような役割を持つツールなのかを理解していない人もいますし、経営者が描くビジョンの裏にある思いや具体的イメージを掴みきるのは難しいからです。
経営者には立場上、見えるものが沢山あります。これをしっかりと伝える努力を続けることで初めて「ビジョン浸透」
の状態となるのです。そして、ビジョンが浸透した時、
会社はこのような状態になり、進むべきベクトルが全社員で一致し、いわゆる「ビジョナリーカンパニー」と呼ばれる
強い企業に変化していきます。ですが、このような状態を作り出すためには、自社なりの方法を作って実践していかねばなりません。
シンスターの「ビジョン浸透力」研修は、「ビジョンが浸透した」状態にするためには、どのような取り組みを行い、
どのような考え方が必要なのか、成功企業をケースにした実践的な内容を題材に考えて頂く研修です。
会社のビジョンを理解し、これを自部門・自身の具体的な目標に落とした上で、最終的には個々人の具体的な行動に結びつけていく力を高める。
対象 | 管理職・リーダー層 |
日程 | 1~2日 |
実施概要 (例:1日版) |
1.ビジョンとは何か ・ビジョンとは何か、何故浸透しないのか? ・ビジョンが果たす経営戦略上の役割 2.ビジョンを浸透させるための道具 他社事例(ケース例「コマツウェイの浸透」)をもとに、 ビジョン浸透のゴールイメージ、その実現のためのポイントを押さえる 3.ビジョンを浸透させ、日々の具体的行動にまで落とすための手法 他社事例(ケース例「ユニチャームのSAPS経営」)をもとに、 ビジョンと整合した日々の活動に落とし込むための仕組みと構築ポイントを理解する 4.自社課題議論① 他社事例のポイントを参考に、自社の題材で考える 1)自社の企業理念・ビジョンや全社戦略と自部門の方針との 整合性・意味合いを確認する 2)ビジョンを自分の言葉に置き換える 5.自社課題議論② 自社のビジョンの考察をもとに、個々人の具体的目標・活動を考える 1)ビジョンと整合性のある目標設定 2)目標達成に向けた課題と具体的なアクションプラン ※例:半期の目標、現状分析と達成の為の課題、解決の為の取り組み、 評価手法等をオジリナルワークシートを使って具体的に考える ※個人で検討するだけでなく、グループメンバーとの議論や、全体での議論を通して、 自身のビジョンの理解を深めると同時により精度の高いアクションプランを作り出す ※2日版では、自社課題議論をさらに深く掘り下げていきます。 ※上記内容、使用ケースはあくまで一例です。具体的内容についてはお問合せ下さい。 |
【研修担当者の声】
【受講者の声】
「ビジョン浸透力」プログラムの詳細は、こちらよりダウンロードいただけます。
プログラムは一例ですので、詳しくはお問合せください。